化粧品の正しい選び方
まだテクスチャーで選んでいませんか?
高価なものから安価な韓国コスメまで、いまや何千という化粧品の情報であふれていますが、実際どれが本当に一番いいものなのか、化粧品の選び方には本当に悩みますよね。
しかしある調査では効果を実感せずに、ブランド名と高級なテクスチャーでなんとなく選んでしまっている方がほとんどだといわれています。
例えば美容液などの場合、「原液」では伸びが悪いため、感触剤をたっぷり配合することで肌でスルスルと伸ばしやすくなり、
またとろみのある高級感も演出できます。
またクリームの場合は、感触剤を配合することで高級感のある滑り心地を与えて、消費者は保湿があるように錯覚してしまいがちです。
しかし感触剤を配合するとその分、美容成分の配合量は必然的に少なくなり薄くなってしまうのです。
化粧品の正しい選び方とは?
①テクスチャーより美容成分の濃度
テクスチャを良くする感触剤をたっぷり入れて最終調整されたものより、
「美容成分を配合し終えた状態」の方が当然、美容成分そのままで濃度は高く、効果も大きいと言えます。
ですから、化粧品メーカーが「テクスチャーを優先」しているのか、「美容成分を優先」しているのかの見極めが大切です。
②表面だけでなく内側からもアプローチできる浸透力
化粧品は浸透しなければ意味がありません。浸透型の化粧品でなければ、どれだけ良い成分を配合したとしても機能性を発揮することはありません。
③
効果があるかどうかをしっかり実験し見極める
塗布後、お肌がどのように変化していくのかを一度観察してみることが大切。
特にサンプルなど試す場合は顔の左右に使用し翌朝の状態を比較する、
またそのサンプルを使用し続けるのではなく、翌日改めていつもご使用の化粧品を試してみることで、その違いははっきり分かります。
美容液の効果をはっきり比較するには?
洗顔後お顔全体に塗布し、1~2分置いてみるとよく分かります。
結果A ► 成分が浸透せず2分経っても肌表面に残っていて時間をおいてもぺたぺたする。
結果B ► 成分は浸透したように見えたが、しばらくすると蒸発したように肌がつっぱり、表面はコートされたように凹凸なくつるっとしている。
結果C ► 成分は浸透し、目や口の周りにつっぱりではなくハリを感じ、肌表面はしっとりすべすべしている。
►►【結果C】は、しっかり浸透し、美容成分の役割を感じられる美容液と言えます。
美容クリームの効果をはっきり比較するには?
洗顔後、美容クリームのみ塗布し時間を置いてみるとよく分かります。
結果A ► スルスルと伸びるテクスチャだが、肌表面でべたつき、しばらくすると肌表面がつっぱる。
結果B ► 伸びやすいテクスチャだが、時間が経過するにつれ乾燥が気になり、長時間保湿は感じられない。
結果C ► 肌なじみが良く浸透し1~2分置くと肌表面もしっとり。そのまま朝まで長時間保湿が継続する。
►►【結果C】は浸透して内部保湿が可能なクリームのため、長時間保湿も可能となります。
・塗布した後、手にべたつきが残る場合は、肌になじんでいないため浸透型クリームとは言えません。
【重要】
そして「いつもの下地クリームがすーっと滑るようにのびる」場合は保湿だけではない高機能クリームであることが分かります。
コロナ禍で化粧品業界へ異業種からの参入が加速し、WEB上でも広告は激増。化粧品の選び方に困っている方が非常に多くなっているようです。
まずはサンプルで「正しい化粧品の選び方」を見ながら是非、比較してみてくださいね。
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